驚くほど作業がはかどる⁈ ポモドーロ・テクニックって知っていますか？

毎日同じような作業をしていても、日によって作業ペースが違うと感じたことはありませんか？

作業が計画通り順調に進む日があったかと思えば、その翌日は思ったように作業が進まず焦ってしまう。こういう経験を誰しも一度くらいはしたことがあると思います。

なぜそのように毎日の作業ペースが異なるのかというと、その日の体調や精神状態によって、集中力が高まっているときと欠けているときがあるからです。

そうはいえども、調子の悪い日でも集中力を高めて作業を効率よく行いたいものです。

では、毎日集中力を高めて効率よく作業を進めるにはどうすればいいのでしょうか？

これはポモドーロ・テクニックというライフハックを使うことで解決できます。もしかすると、あまり聞き慣れない言葉かもしれませんね。しかしこのポモドーロ・テクニックを知っていると、驚くほど作業がはかどるのです。

それではポモドーロ・テクニックとはどういうライフハックなのか見ていきましょう。

ポモドーロ・テクニックとは？

ポモドーロ・テクニックとは、短時間で集中と休憩を繰り返すことで作業効率を上げる時間管理術のことです。

具体的には、25分集中して5分休憩します。これを1セットとして2～4セットを繰り返します。同じパターンで作業をすることにより、作業効率はどんどん上がります。これがポモドーロ・テクニックです。

ちなみにポモドーロとは、イタリア語でトマトのことです。なぜそんな名前がついているのかというと、このポモドーロ・テクニックは1980年代にイタリア人のフランチェスコ・チリッロさんにより考案されたのですが、チリッロさんが25分をカウントするのに使っていたのがトマト型のキッチンタイマーだったからみたいです。

ポモドーロ・テクニックのやり方

もう少し詳しくポモドーロ・テクニックを説明します。25分集中して5分休憩するわけですが、この分数は変えても問題ありません。作業によっては25分で終わらないものもあるので、そのときは50分集中して10分休憩するなど調整してください。

時間を計るのは、考案者のチリッロさんのようにキッチンタイマーでもいいですし、スマホのアプリでもいいです。ただ、できれば残り時間が視認できるものや時間がくると音で知られてくれる機能があるものがおすすめです。

ここでポモドーロ・テクニックでとても大事なことをお伝えしておきます。非常に作業がはかどるポモドーロ・テクニックですが、これを疎かにすると逆に作業のペースが落ちてしまう可能性があることです。

ポモドーロ・テクニックで大事なこととは、しっかりと休憩をとるということです。よくあるのが、作業が終わらないからといって時間を過ぎても休憩をとらないでいるケースです。休憩をとらないとだんだんと集中力は低下し、やがて作業ペースも落ちていきます。これでは意味がありませんので、しっかりと休憩をとりながら作業を進めるようにしましょう。

また2～3時間ほどポモドーロ・テクニックを繰り返したら、長めの休憩をとるようにします。人間は長い時間集中することができないので、何時間も作業をするのであれば、定期的に長めの休憩をとるようにしてください。

まとめ

今回はポモドーロ・テクニックを紹介させていただきました。とても簡単で、効果がすぐに実感できるライフハックなので、ぜひ試してみてください。

私もいまポモドーロ・テクニックを使いながらブログを書いています（笑）

最後になりますが、ポモドーロ・テクニックはすべての作業につかえるわけではありません。向いている作業と向いていない作業があるということは言っておきます。向いている作業で一例を挙げると、企画書などを作成しなければいけないときは効果的だと思います。あと試験勉強にはかなり使えます。

その他の向き不向きは皆さんのほうでいろいろ試しながら探してください。そして向いている作業をみつけたら、私に教えてください（笑）

それでは、皆さんの作業がはかどりますように！ ではまた！